101キーボード:その歴史と特徴
- 101キーボードとは101キーボードとは、その名の通り101個のキーを搭載したキーボードの形式を指します。今日ではパソコン用キーボードとして広く普及しており、パソコンに詳しくない方でも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。この101キーボード、実は1980年代にIBMがIBMパーソナルコンピュータ用に設計したのが始まりと言われています。
それまでのキーボードは、メーカーや機種によってキーの配列や数が異なっていました。そのため、機種変更の度にキーボードの配置を覚え直す必要があり、ユーザーにとって大きな負担となっていました。
そんな中登場した101キーボードは、アルファベットキーや数字キー、記号キーなどをはじめとする主要なキーの配置を統一。更に、矢印キーやファンクションキーなどを独立して配置することで、操作性を飛躍的に向上させたのです。
このIBMの設計した101キーボードは、その使い勝手の良さから瞬く間に世界中に普及しました。そして、現在に至るまでパソコン用キーボードの標準的な形式として、世界中のメーカーで採用され続けているのです。