プログラムを動かす指示!パラメータって何?

プログラムを動かす指示!パラメータって何?

IT初心者

先生、『パラメータ』ってどういう意味ですか?コンピューターの用語で出てきました。

IT専門家

パラメータは、プログラムに何かをさせるための指示情報のことだよ。例えば、ゲームでキャラクターの強さを決める時、パラメータで「攻撃力」や「防御力」の数値を設定するんだ。

IT初心者

なるほど。ゲームで見たことあります!でも、ゲーム以外だとどんな時に使うんですか?

IT専門家

例えば、ウェブサイトを表示するプログラムなら、表示する言語を日本語に設定するパラメータがあるよ。色々な場面で、プログラムの動作を細かく調整するために使われているんだ。

parameterとは。

「パラメータ」とは、コンピューターの言葉で、「指示情報」のことです。コンピューターにプログラムを実行させるために、この「指示情報」を設定します。「パラメータ」は、「引数」とも呼ばれます。

プログラムを動かすために必要なもの

プログラムを動かすために必要なもの

私たちが普段使っているパソコンやスマートフォンには、様々な機能を持ったたくさんのプログラムが入っています。これらのプログラムは、私たちが指示を出せばその通りに動いてくれますが、実は裏側ではコンピュータにしか理解できない特別な言葉で書かれています。

では、どのようにしてコンピュータにわかるように指示を出しているのでしょうか?

そのために必要なのが「パラメータ」です。パラメータとは、プログラムに対して具体的な指示を与えるための情報のことです。例えば、表計算ソフトで特定のセルの値を計算したい場合、「どのセルを使うか」「どんな計算をするか」をプログラムに伝える必要があります。この場合、「どのセルを使うか」「どんな計算をするか」がパラメータになります。

パラメータは、プログラムによって様々です。簡単なものでは、ファイルを開く際に指定する「ファイル名」もパラメータの一つです。このように、プログラムはパラメータを受け取ることで、私たちが意図した通りの動作をしてくれるのです。

用語 説明
プログラム パソコンやスマートフォンを動かすための指示書 表計算ソフト、ゲームソフトなど
パラメータ プログラムに対する具体的な指示情報 計算対象のセル指定、ファイル名など

パラメータはレシピの材料

パラメータはレシピの材料

例えば、皆さんがよく作るお気に入りの料理があるとします。その料理を作るためには、レシピが必要です。レシピには、料理名、材料、分量、作り方などが書かれていますよね。この中で、特に材料や分量は、完成する料理の味や見た目を左右する重要な要素です。

プログラミングの世界におけるパラメータは、まさにこの材料や分量と同じ役割を果たします。プログラムという名のレシピに対して、パラメータという名の材料を与えることで、目的の動作結果を得ることができるのです。

例えば、画面に円を表示するプログラムを考えてみましょう。このプログラムには、「円の大きさ」や「円の色」などを指定するためのパラメータが必要となります。パラメータに「大きさ 100, 色 赤」と指定すれば、赤い円が表示されますし、「大きさ 50, 色 青」と指定すれば、青い円が表示されます。このように、パラメータを変えることで、プログラムの出力結果を自由自在に変えることができるのです。

つまり、パラメータは、プログラムをより柔軟で汎用性の高いものにするために欠かせない要素と言えるでしょう。

料理の世界 プログラミングの世界
レシピ プログラム
材料・分量 パラメータ
完成する料理の味や見た目 プログラムの動作結果
例:材料や分量を変えることで、料理の味や見た目を変えられる 例:パラメータを変えることで、プログラムの出力結果を自由自在に変えることができる(円の大きさや色を変える)

パラメータの例

パラメータの例

– パラメータの例画像表示プログラムここでは、画像を表示するプログラムを例に、パラメータについて具体的に考えてみましょう。私たちが普段使っているコンピュータは、人間のように抽象的な指示を理解することはできません。そのため、画像を表示するプログラムに対しても、ただ「画像を表示して」と指示するだけでは、どのような画像をどのように表示すれば良いのか分かりません。そこで必要となるのが「パラメータ」です。パラメータとは、プログラムに対してより具体的な指示を与えるための情報のことです。例えば、「猫の画像を表示するプログラム」を考えてみましょう。このプログラムには、少なくとも以下の様なパラメータが必要となります。* -どの画像を表示するか- これは「ファイル名」や「画像データへのパス」といった形で指定できます。例えば、「neko.jpg」や「C¥Users¥user¥Pictures¥neko.png」といった具合です。* -画像のサイズはどうするか- これは「幅と高さ」をピクセル単位で指定します。例えば、「幅500ピクセル、高さ300ピクセル」といった具合です。* -画像をどこに表示するか- これは画面上の表示位置を指定します。例えば、「画面左上から100ピクセル、150ピクセルの位置」といった具合です。これらのパラメータをプログラムに与えることで、初めてコンピュータは私たちの意図通りに「猫の画像」を表示することができます。さらに、パラメータを変更することで、異なる画像を表示したり、画像の大きさを調整したり、表示位置を変えたりすることが可能になります。このように、パラメータはプログラムに柔軟性を与え、様々な状況に対応できるようにするための重要な要素と言えるでしょう。

パラメータ 説明
どの画像を表示するか ファイル名または画像データへのパス neko.jpg, C¥Users¥user¥Pictures¥neko.png
画像のサイズ 幅と高さ (ピクセル単位) 幅500ピクセル、高さ300ピクセル
画像を表示する位置 画面上の表示位置 画面左上から100ピクセル、150ピクセルの位置

パラメータを使いこなそう

パラメータを使いこなそう

– パラメータを使いこなそうプログラムを動かす上で、パラメータは切っても切り離せない大切な要素です。 例えるなら、料理のレシピでいうところの「大さじ一杯の砂糖」や「少々のお塩」のようなもので、プログラムの動き方を細かく調整するために使われます。プログラムによって、どのようなパラメータを設定できるかは千差万別です。レシピサイトによって砂糖の量や塩加減の表現が異なるように、プログラムによってパラメータの名前や種類、設定方法は異なります。しかし、プログラムがどのような機能を提供し、それぞれのパラメータがどのような意味を持つのかを理解することは共通して重要です。例えば、画像編集ソフトであれば、「明るさ」や「コントラスト」といったパラメータを調整することで、写真の雰囲気をガラリと変えることができます。音楽再生ソフトであれば、「イコライザ」と呼ばれる機能で、低音や高音を調整するパラメータを操作することで、好みの音質で音楽を楽しむことができます。このように、プログラムのパラメータを理解し、使いこなせるようになれば、コンピュータをより便利に、そして楽しく使いこなせるようになるでしょう。ぜひ、色々なプログラムのパラメータを触ってみて、その奥深さを体験してみてください。

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