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インクリボン:懐かしのドットプリンタを支える縁の下の力持ち

- インクリボンとは?インクリボンと聞いて、一体どんな物を想像するでしょうか? かつて広く使われていたパソコンを思い浮かべた方は、きっと懐かしい記憶が蘇ってくるのではないでしょうか。 インクリボンとは、ドットインパクトプリンターや熱転写プリンターといった、印字の際に機械的な衝撃を利用するプリンターで使われていた、インクを染み込ませた帯状の布やフィルムのことを指します。パソコンで作成した文書やデータを印刷する際に、このインクリボンが必要不可欠でした。 インクリボンは、プリンターの印字ヘッドと紙の間に挟まれ、印字ヘッドからの衝撃によってインクが転写され、文字や図形が紙の上に表現されます。 インクリボンの種類は、プリンターの種類や用途によって異なり、布地にインクを染み込ませたものや、フィルムにインクを塗布したものなど、様々なタイプが存在しました。しかし、近年では、インクジェットプリンターやレーザープリンターといった、より高画質で高速な印刷が可能なプリンターが普及したため、インクリボンが使われる機会は少なくなってきています。 一昔前には、パソコンの周辺機器として欠かせない存在であったインクリボンも、時代の流れとともに、その姿を消しつつあります。
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プリンターの必需品!インクカートリッジを解説

- インクカートリッジとはインクカートリッジは、家庭やオフィスで文書や写真を印刷する際に使用するインクジェットプリンターに欠かせない、インクを貯蔵しておくための容器です。まるでプリンターにとっての栄養ドリンクのようなものでしょうか。このカートリッジをプリンター本体に正しく装着すると、カートリッジ内部に満たされたインクが、細い管を通ってプリンター本体へと供給されます。そして、供給されたインクを使って、私たちは文字や画像を紙に印刷することができるのです。インクカートリッジには、黒やシアン、マゼンタ、イエローといった基本の色に加え、より色の表現の幅を広げるためのライトシアンやライトマゼンタといった色のものもあります。これらのインクカートリッジを組み合わせることで、写真やイラストなども、本来の色合いに近い、より鮮やかに印刷することが可能になります。インクカートリッジは消耗品であるため、使用していくうちにインクが減り、最終的には交換が必要になります。 近年では、インクを無駄なく使い切るために、カートリッジ内のインク残量を検知する機能や、インクがなくなった色だけを交換できる独立型のカートリッジを採用するなど、様々な工夫が凝らされています。