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WEBサービス

ウェブサイトを動かす技術: CGIとは?

インターネット上の様々な情報を閲覧できる仕組み、ウェブサイト。このウェブサイトは、HTMLと呼ばれる言語で書かれた文書を表示することで成り立っています。しかしHTMLだけでは、あらかじめ用意された情報しか表示することができません。ユーザーの行動に合わせて変化する、動きのあるウェブサイトを実現するために活躍するのがCGIです。 CGIは、ウェブサーバーとプログラムを繋ぐ役割を担っています。ユーザーがウェブサイト上で何らかの動作を行うと、その情報がウェブサーバーに送信されます。すると、ウェブサーバーはCGIの仕組みを使って、受け取った情報を処理するためのプログラムを起動します。そして、プログラムが処理を終えた結果を、再びCGIを通してウェブサーバーに返します。最後に、ウェブサーバーはこの結果を基にHTMLを作成し、ユーザーの画面に表示します。 例えば、検索エンジンでキーワードを入力して検索ボタンを押すとします。この時、入力されたキーワードはウェブサーバーに送信され、CGIによって検索プログラムが起動します。プログラムは膨大なデータの中からキーワードに合致する情報を探し出し、その結果をウェブサーバーに返します。そして、ウェブサーバーは受け取った結果に基づいて検索結果ページを作成し、ユーザーの画面に表示します。このように、CGIはユーザーの入力に応じて動的に情報を処理し、ウェブサイトに動きを与える重要な役割を担っているのです。
WEBサイト

インターネット利用を便利にするクッキーとは?

インターネットを閲覧する際、私たちは様々なウェブサイトにアクセスし、情報収集やサービス利用などを行っています。その裏側では、ウェブサイトと私たちの使用するブラウザの間で、円滑なやり取りを実現するために小さなデータが行き交っています。それが「クッキー」です。 クッキーは、ウェブサイトが私たちのブラウザに情報を一時的に保存しておく仕組みです。ウェブサイトはこの仕組みを利用することで、私たちが次に同じウェブサイトを訪れた際に、前回の訪問時の情報に基づいた、より最適なコンテンツやサービスを提供することができるのです。 例えば、インターネットショッピングサイトで商品を選び、買い物かごに入れたとします。しかし、その日は購入手続きをせずにウェブサイトを閉じてしまったとしましょう。後日、再び同じウェブサイトを訪れた際、前回買い物かごに入れていた商品がそのまま残っていたという経験はありませんか?これは、クッキーがブラウザに保存されていた情報のおかげで、ウェブサイトが私たちの前回の訪問を「覚えて」いてくれたからです。 このように、クッキーは私たちのインターネット利用をより快適にするために役立っています。ウェブサイトにログインする際のIDやパスワードの記憶、ウェブサイトの表示設定の保存、興味関心に基づいた広告表示など、クッキーは様々な場面で活用されています。
ソフトウェア

ウェブサイトの裏側支える存在:Apacheとは

インターネットで様々な情報を見ることができるウェブサイトは、実は裏側で様々な技術が支えています。その中で、ウェブサイトを私たちが見られるように陰ながら支える重要な役割を担うのが「Apache(アパッチ)」と呼ばれるソフトウェアです。 Apacheは、ウェブサーバーと呼ばれるコンピューター上で動作し、私たちがウェブサイトを閲覧する際に必要なデータを送受信する役割を担っています。たとえば、あなたが今見ているこの文章も、Apacheによってあなたの使っている機器に届けられています。 Apacheは、世界中で広く利用されているウェブサーバーソフトウェアであり、インターネット上の多くのウェブサイトで採用されています。その人気の理由は、無料で利用できるオープンソースソフトウェアであること、安定した動作と高い信頼性、そして様々な機能を拡張できる柔軟性を兼ね備えていることなどが挙げられます。 Apacheは、ウェブサイトを公開するために必要な機能を豊富に備えています。例えば、HTMLファイルや画像ファイルなどの静的なコンテンツを配信するだけでなく、PHPやPythonなどで記述された動的なコンテンツを処理することもできます。また、アクセス制御やセキュリティ機能も充実しており、ウェブサイトを安全に運用するために役立ちます。 このように、Apacheはウェブサイトを支える重要な役割を担っており、インターネットの普及に大きく貢献しています。私たちが日々快適にウェブサイトを閲覧できるのも、Apacheのようなソフトウェアの存在があってこそと言えるでしょう。