エンターキー

インターフェース

エンターキーの別名、リターンキー

キーボードでおなじみの「エンター」キー。実は「リターンキー」とも呼ばれていることをご存知でしょうか?現在販売されている多くのキーボードでは、「エンター」とだけ記載されており、独立した「リターン」キーを見つけることは難しいでしょう。そのため、「エンターキー」=「リターンキー」として認識されていることがほとんどです。 しかし、両者を厳密に区別していた時代がありました。タイプライターが主流だった頃、文字入力の後に「改行」する際に使われていたのが「リターンキー」です。文字を打ち込むと、印字する部分が右端から左端へと移動しますが、この動作を指して「キャリッジリターン(復帰)」と呼んでいました。 つまり、タイプライターにおける「リターンキー」は、現在のキーボードにおける「エンターキー」とは異なり、あくまでも行を変えるためのキーだったのです。 その後、コンピューターの普及とともにキーボードが登場し、データ入力の確定やコマンドの実行など、「リターンキー」は本来の用途以外にも幅広く使われるようになりました。そして、これらの動作を行うキーの表記として「エンターキー」が採用され、現在に至ります。
プログラミング

知って得する?改行キーのお話

パソコンを使う上で欠かせない入力装置、キーボード。たくさんのキーが並んでいますが、その中でも特に頻繁に使うキーの一つが「改行キー」です。このキーは、文書作成やデータ入力など、様々な場面で活躍します。 「改行キー」を押すと、カーソルが現在位置している行の下の行の先頭に移動します。これにより、文章に段落を作ったり、箇条書きで内容を整理したりすることができるようになります。また、表計算ソフトなどでデータを入力する際にも、セルを移動するために利用されます。 さらに、「改行キー」は、入力した内容を確定させる役割も担います。例えば、インターネット検索サイトで検索語句を入力した後、「改行キー」を押すと検索が実行されます。また、オンラインのフォームなどで情報を入力する際にも、「改行キー」を押すことで入力が完了し、次の項目へ進むことができます。 このように、「改行キー」は、パソコン操作において基本となるキーの一つであり、その機能を理解しておくことは、パソコンをスムーズに操作する上で非常に大切です。