オブジェクトファイル

プログラミング

ソースファイル:プログラムの設計図

私たちはコンピュータに様々な作業をさせるために、プログラムと呼ばれる指示書を作成します。この指示書は、コンピュータが直接理解できる言葉ではなく、人間が理解しやすいプログラミング言語を使って記述されます。この、人間が書いた設計図のようなものがソースコードと呼ばれるものであり、ソースコードをコンピュータに保存したものがソースファイルです。 私たちがキーボードを使って入力した命令は、このソースコードとしてファイルに保存されていきます。ソースコードは、いわばコンピュータへの指示を書き込んだ設計図と言えるでしょう。しかし、コンピュータは、この設計図をそのまま理解することはできません。そこで、このソースコードをコンピュータが理解できる言葉に変換する必要があります。この変換作業は、コンパイラやインタプリタと呼ばれる特別なプログラムによって行われます。 このように、ソースコードは、私たちとコンピュータの間を取り持つ、重要な役割を担っています。プログラミングを学ぶことは、このソースコードを理解し、思い通りの指示をコンピュータに与える方法を学ぶことと言えるでしょう。