メガバイト:情報量の単位を詳しく解説
- メガバイトとはコンピューターの世界では、写真や音楽、動画など、あらゆる情報を0と1の組み合わせで表現しています。この0と1の最小単位を「ビット」と呼びますが、ビット1つだけではほとんど何も表現できません。そこで、情報を扱いやすくするために、ビットをまとめて扱う単位が使われています。その中の1つが「メガバイト」です。メガバイトは、約100万ビットの情報量を表す単位です。正確には、1メガバイトは1,048,576ビットで、これは2の20乗に相当します。コンピューターは2進数を基礎としているため、2のべき乗を単位として用いることが多いのです。メガバイトは、一般的に「MB」と省略して表記されます。例えば、5MBであれば約500万ビットの情報量ということになります。私たちが普段利用するデータのサイズで例えると、 スマートフォンの高画質写真1枚は約3~5メガバイト、音楽ファイル1曲は約3~10メガバイト、1時間の動画であれば数百メガバイトになることもあります。メガバイトは、パソコンやスマートフォンの記憶容量や、インターネットの通信速度を表す際にもよく使われます。最近では、ギガバイトやテラバイトといった、さらに大きな単位も普及してきていますが、メガバイトは日常的に使われる基本的な単位として、今後も重要な役割を担っていくでしょう。