処理速度の鍵!外部動作周波数とは?
コンピュータを選ぶ上で、処理速度が重要なのは言うまでもありません。いくら高性能な部品を搭載していても、処理速度が遅ければ、快適に作業をすることはできません。この処理速度に影響を与える要素の一つに、「外部動作周波数」があります。
「外部動作周波数」とは、CPUとメモリなどの部品間でデータのやり取りを行う際の速度を表す数値で、単位は「Hz(ヘルツ)」で表されます。この数値が大きいほど、1秒間に送受信できるデータ量が多くなるため、処理速度も向上する傾向にあります。
例えば、3.0GHzのCPUと3.6GHzのCPUを比較した場合、他の条件が同じであれば、一般的には3.6GHzのCPUの方が高速に動作すると考えられます。しかし、処理速度はCPUの動作周波数だけで決まるわけではありません。
CPUのコア数やキャッシュメモリの容量なども処理速度に影響を与えます。さらに、実際に使用するソフトウェアとの相性も重要な要素となります。そのため、コンピュータを選ぶ際には、外部動作周波数だけで判断するのではなく、総合的な性能を考慮することが重要です。