Google+:つながりを円滑にするSNS
- グーグルプラスとはグーグルプラスは、かつてアメリカの巨大企業であるグーグルが提供していた交流サービスです。インターネット上で人と人をつなぎ、情報を共有したり、交流したりすることができる場として、2011年に誕生しました。しかし、利用者の伸び悩みやシステム上の問題などから、2019年4月にその歴史に幕を下ろしました。グーグルプラスは、「サークル」と呼ばれる独自の機能で注目を集めました。これは、家族や友人、職場の同僚など、関係性に応じて相手をグループ分けし、情報共有の範囲を自由に設定できるというものでした。従来の交流サービスのように、すべての人に同じ情報が公開されるのではなく、特定の相手だけに情報を届けられる点が画期的でした。また、写真や動画を共有する機能も充実しており、高画質のまま保存・共有できる点が高く評価されました。さらに、複数の人と同時にビデオ通話ができる「ハングアウト」という機能も搭載し、離れた場所にいる人たちとのコミュニケーションを活性化させました。グーグルプラスは、革新的な機能と使いやすさを追求したサービスでしたが、利用者数の増加には苦戦し、惜しまれつつもサービス終了となりました。しかし、その後の交流サービスに大きな影響を与えたことは間違いありません。