スクリーンセーバー:役割の変化
- スクリーンセーバーとは
スクリーンセーバーとは、パソコンをしばらく使っていないときに、自動的に画面に動きのある画像や模様を表示する機能のことです。昔のパソコンに使われていたブラウン管ディスプレイは、長時間同じ画面を表示し続けると、その部分だけ劣化して画面に影が残ってしまうことがありました。これを画面の焼き付きと呼びます。スクリーンセーバーは、この画面の焼き付きを防ぐために開発されました。
例えば、パソコンを10分間操作しないと、設定したスクリーンセーバーが画面に表示されるように設定できます。スクリーンセーバーには、美しい風景や宇宙、抽象的な模様など、さまざまな種類があります。最近では、液晶ディスプレイが主流になり、画面の焼き付きは少なくなりましたが、スクリーンセーバーは、パソコンを使わない間も画面を美しく飾ったり、パスワードを設定してセキュリティを高めたりするためにも利用されています。