高速・軽量・静音!これからの時代の記憶装置SSD
- シリコンドライブとは?近年、記憶装置として「シリコンドライブ」という言葉を耳にする機会が増えてきました。シリコンドライブはSSD(Solid State Drive)とも呼ばれ、従来のハードディスクドライブ(HDD)に代わる、高速かつ高性能な記憶媒体として注目を集めています。従来のHDDは、データを記録した円盤を回転させてデータを読み書きしていました。一方、シリコンドライブは円盤の代わりに、半導体メモリを用いてデータの読み書きを行います。半導体メモリは電気的にデータの読み書きを行うため、HDDのように物理的な駆動部分が必要ありません。これが、シリコンドライブの最大の特徴です。駆動部分がないことにより、シリコンドライブはHDDと比べて高速なデータアクセスを実現しています。また、駆動音がしないため、静音性にも優れています。さらに、衝撃や振動にも強く、持ち運びにも適しています。これらの特徴から、シリコンドライブはパソコンやスマートフォン、タブレットなど、様々な機器に搭載されるようになっています。従来のHDDに比べて価格が高いという点が課題でしたが、近年では価格も下がってきており、今後ますます普及していくことが予想されます。