ストレートケーブル:機器接続の基礎知識
- ストレートケーブルとはストレートケーブルは、パソコンとプリンタ、パソコンとモデムなど、異なる種類の機器同士を繋ぐために使われるケーブルです。このケーブルの特徴は、内部の配線が両端で全く同じ順番になっていることです。 この構造によって、電気信号はケーブルの中をそのまま真っ直ぐに伝送されます。 これが「ストレートケーブル」と呼ばれる所以です。では、なぜ電気信号を真っ直ぐに伝える必要があるのでしょうか?それは、接続する機器の種類によって、信号の送受信方法が異なるためです。例えば、パソコンからプリンタにデータを送る場合、特定の線が「送信」に、別の線が「受信」に割り当てられています。もし、ケーブル内でこれらの線が入れ替わってしまったら、プリンタは正しくデータを受け取ることができません。ストレートケーブルは、異なる機器間でも信号が正しく送受信できるように、内部の配線が工夫されているのです。これによって、私たちはスムーズにパソコンや周辺機器を使うことができるのです。