迷惑メール対策の基本!特定電子メール送信適正化法とは?
近年、インターネットが生活に欠かせないものとなり、電子メールを使った広告も盛んに行われるようになりました。
しかし、その一方で、受け取る側の許可なく無作為に送りつけられる迷惑メールも増えてきて、社会全体で問題視されています。
迷惑メールを受け取る側は、大量のメールに埋もれて本当に重要なメールを見落としてしまったり、望まない広告にうんざりしたりと、様々な被害を受けています。
そこで、このような迷惑メールの送信を減らし、インターネット利用者を守るために作られた法律が、特定電子メール送信適正化法です。
この法律では、広告メールを送る際に、受け取る側の同意を得ることを義務付けています。
また、受け取り拒否の申し出を簡単にできるようにしたり、違反した業者への罰則を設けたりするなど、様々な対策が盛り込まれています。
この法律によって、迷惑メールの数は減ってきていますが、依然として問題として存在しています。
インターネット利用者は、日頃から迷惑メール対策ソフトを導入したり、怪しいメールは開かないようにするなど、自衛策を講じることも重要です。