セッション

WEBサイト

ウェブサイト分析の基本:訪問者数とは?

インターネット上で情報を発信する場であるウェブサイトを運営していく上で、そのサイトがどれだけの人の目に触れているのかを把握することは、運営を成功させるために非常に大切です。そして、ウェブサイトがどれくらい利用されているのかを知るための指標の一つとして、「訪問者数」があります。「訪問者数」とは、ある一定の期間、例えば1日や1週間、1か月といった期間に、どれだけの数のユーザーがウェブサイトに訪れたのかを表す数値です。 例えば、1か月間に1万人の訪問者があった場合、そのウェブサイトにはその期間に1万人のユーザーが訪れたことを意味します。一般的に、この訪問者数の数値が高いほど、多くの人に利用されている人気のあるウェブサイトであると言えます。 しかし、訪問者数が多いだけでウェブサイトの運営が成功しているとは限りません。ウェブサイトの目的や内容によって、重視すべき指標は異なります。例えば、商品を販売するウェブサイトであれば、訪問者数だけでなく、実際に商品を購入した人の数や購入金額なども重要な指標となります。ウェブサイトを運営する際には、訪問者数だけでなく、様々な指標を総合的に判断することが大切です。
ネットワーク

セッション:繋がりを維持する仕組み

- セッションとはインターネットの世界では、私達がウェブサイトで何らかの行動をとるとき、その裏側で情報がやり取りされています。しかし、インターネットは不特定多数の人が利用するため、誰がどの情報を見ているのかを把握するのは困難です。そこで登場するのが「セッション」という仕組みです。セッションとは、簡単に言うと「あなたがウェブサイトにアクセスしてから離れるまでの一連の流れ」を指します。例えば、あなたがオンラインショップで商品を探し始め、カートに入れたり、購入手続きを進めたり、最終的にサイトから離れるまでの一連の行動は、全て「1つのセッション」として記録されます。セッションを実現するために、「セッションID」と呼ばれる固有の番号が発行されます。これは、あなたがウェブサイトにアクセスした際に、あなたの使用している端末とウェブサイト側で情報をやり取りするために割り振られる、いわば「通行手形」のようなものです。このセッションIDによって、ウェブサイト側はあなたがサイト内でどのような行動をとったのかを把握することができます。セッションは、ウェブサイトの使い勝手を向上させる上で重要な役割を果たしています。例えば、あなたがオンラインショップで商品をカートに入れた後、別のページを見ても、カートの中身が保持されているのはセッションのおかげです。もしセッションがなかったら、ページが切り替わるたびにカートの中身がリセットされてしまい、スムーズに買い物ができなくなってしまいます。このように、セッションはインターネットを快適に利用するために欠かせない仕組みの一つと言えます。