
時代を築いたメモリーカード:メモリースティック
世紀末が近づく1997年、ソニーから革新的な製品が発表されました。それがメモリースティックです。当時、世の中はデジタル化の波に乗り始め、音楽や写真などをデジタルデータとして扱うことが増えつつありました。しかし、データを保存する手段としては、容量の小さいフロッピーディスクが主流であり、多くの情報を保存するには不向きでした。
そんな中登場したメモリースティックは、従来のフロッピーディスクの何十倍もの大容量を誇り、手軽に大量のデータを保存できるという点で、人々に衝撃を与えました。また、そのコンパクトな形状は携帯性にも優れており、当時普及し始めていたデジタルカメラや携帯音楽プレーヤーなど、様々なデジタル機器に搭載されました。メモリースティックの登場は、デジタルデータの持ち運びを容易にし、デジタル化社会の進展を大きく加速させることになりました。