関係データベース: データを結びつける技術
- 関係データベースとは
関係データベースは、情報を整理して保管しておくためのシステムで、多くの企業で活用されています。情報を整理する際に、表形式を用いるのが特徴です。
例えば、顧客の情報を管理する場合を考えてみましょう。
まず、「顧客」という表を作成します。
そして、顧客一人ひとりの情報を格納するための枠組みを、この表の中に作っていきます。
具体的には、「顧客ID」「氏名」「住所」「電話番号」といった項目を、表の列として設定します。
これらの項目を「属性」と呼びます。
顧客一人ひとりの情報は、表の行として追加されていきます。
例えば、顧客IDが「001」の顧客の名前が「田中太郎」、住所が「東京都〇〇区〇〇」、電話番号が「090-xxxx-xxxx」だとします。
この場合、顧客ID「001」の行の「氏名」列には「田中太郎」、「住所」列には「東京都〇〇区〇〇」、「電話番号」列には「090-xxxx-xxxx」という情報がそれぞれ入力されます。
このように、関係データベースでは、表形式を用いることで、情報を整理し、見やすく、管理しやすい状態に保つことができます。