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コンピューターの心臓部!実行ファイルとは?

私たちが毎日当たり前のように使っているコンピューター。書類作成ソフトで文章を書いたり、インターネットで情報を検索したり、ゲームで遊んだり、実に様々なことができます。では、コンピューターはどのようにして、これほど多くの仕事をこなしているのでしょうか? その秘密は、「プログラム」にあります。プログラムとは、コンピューターにさせたい仕事を、順番に書いた指示書のようなものです。コンピューターはこの指示書に従って、様々な処理を行っています。 しかし、人間が理解できる言葉で書かれた指示書を、コンピューターはそのままでは理解することができません。そこで登場するのが、「実行ファイル」です。 実行ファイルとは、人間が書いたプログラムを、コンピューターが理解できる言葉に変換したものです。コンピューターは、この実行ファイルを読み込むことで、プログラムに書かれた指示を理解し、実行することができます。 つまり、実行ファイルは、コンピューターとプログラムをつなぐ、いわば「通訳」のような役割を担っているのです。私たちが意識することなく、様々なプログラムを利用できるのは、この実行ファイルのおかげと言えるでしょう。