AVCHDとは?:高画質動画を記録する規格
2000年代半ば頃、デジタルビデオカメラが広く普及し始めました。それに伴い、人々の間では、従来よりもより美しく高画質な映像を記録したいという気持ちが強くなっていきました。
ビデオテープに代わる記録メディアとして、DVDやフラッシュメモリ、ハードディスクなどが登場してきました。これらの記録メディアは大容量化が進み、従来よりも遥かに多くの情報を記録できるようになりました。
このような技術革新の波の中で、高精細な動画を記録できる新しい規格が求められるようになりました。
そこで、2006年にソニーと松下電器産業(現パナソニック)は、共同でAVCHD規格を策定しました。これは、大容量メディアに対応した、高精細な動画記録のための新しい規格です。
AVCHDの登場により、誰でも簡単に美しい映像を記録し、楽しむことができるようになりました。これは、映像文化に大きな変化をもたらしたと言えるでしょう。