ブラクラ

セキュリティ

Webサイト閲覧の邪魔者「ブラクラ」とは?

「ブラクラ」という言葉、聞いたことがありますか?これは「ブラウザークラッシャー」の略称で、インターネットの閲覧に使うソフト、つまりブラウザを強制的に停止させてしまうプログラムやウェブページのことを指します。 かつては、悪意のある人が作成したサイトに巧妙に仕込まれていて、アクセスした人を困らせるために使われていました。 一体どうやってブラウザを停止させてしまうのかというと、その仕組みは、ウェブサイトに大量の画像や動画、アニメーションなどを詰め込むことで、ブラウザに処理能力以上の負担をかけることにあります。さらに、複雑なプログラムを埋め込むことで、処理を複雑化させる手口も使われました。 ブラウザは、これらの大量のデータや複雑なプログラムを処理しようと懸命に作業しますが、やがて処理能力の限界に達してしまいます。その結果、動作が不安定になり、最悪の場合、強制終了やフリーズといった状態に陥ってしまうのです。 ただ、近年のブラウザは性能が向上し、ブラクラ対策も進んでいるため、以前のように簡単にはブラウザが停止してしまうことは少なくなりました。それでも、古いバージョンのブラウザを使用していたり、セキュリティ対策が不十分な場合は、ブラクラの被害を受ける可能性もゼロではありません。
セキュリティ

ブラウザクラッシャー:ウェブの危険

今日では、情報を探したり、人とコミュニケーションをとったりする上で、インターネットは欠かせないものとなっています。 まるで空気のように、普段は意識せずに使っている人も多いのではないでしょうか。 しかし、その利便性の裏には、危険も潜んでいます。 今回は、ウェブを利用する上で注意が必要な脅威、「ブラウザクラッシャー」について解説していきます。 ブラウザクラッシャーとは、その名の通り、インターネット閲覧ソフト(ブラウザ)の動作を不安定にするプログラムやウェブサイトのことです。 具体的には、大量のデータを送信したり、複雑な処理を要求したりすることで、ブラウザに過剰な負荷をかけます。 その結果、ブラウザがフリーズしたり、強制終了したり、最悪の場合、パソコン自体が操作不能に陥ることもあります。 ブラウザクラッシャーは、悪意を持った第三者によって作成され、意図せずアクセスしてしまうことで被害に遭うケースが多いです。 そのため、身に覚えのないウェブサイトへのアクセスは控える、セキュリティソフトを導入するなど、自衛策を講じることが重要です。