身近な存在、ローカルの基礎知識
- ローカルとは何か
「ローカル」とは、皆さんが普段使っているパソコンやスマートフォンなど、直接操作している機器やシステム、その環境を指す言葉です。ネットワークを介さずに、文字通り「手元」にあるものを操作することを意味します。
例えば、今あなたがこの文章を読んでいるパソコンの中に保存されているファイルは、あなたにとって「ローカル」環境にあると言えます。これらのファイルにアクセスする際、インターネットや社内ネットワークといった外部のネットワークを経由する必要はありません。キーボードやマウス、タッチパネルなどを使い直接操作することで、ファイルを開いたり、編集したりできます。
反対に「リモート」は、ネットワークを介して遠くにあるコンピューターやサーバーなどを操作することを指します。自宅のパソコンから会社にあるサーバーにアクセスしてファイル編集を行う場合や、インターネット上のクラウドサービスを利用する場合などが「リモート」の例です。
「ローカル」と「リモート」は、コンピューターやネットワーク技術を理解する上で基本となる概念です。それぞれの特性を理解することで、より安全かつ効率的に情報機器を活用できるようになります。