出力

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コンピュータの基礎: 入出力とは?

- 入出力の定義コンピュータは、私たちが普段使用している言葉や文字を直接理解することはできません。そのため、コンピュータと私たち人間が情報をやり取りするためには、「入出力」という仕組みが欠かせません。入出力とは、コンピュータが外部と情報をやり取りする仕組みのことを指します。私たちが普段行っている、キーボードを使って文字を入力したり、マウスを操作したりする行為は「入力」と呼ばれ、コンピュータに対して情報を伝える役割を担います。一方、コンピュータが画面に文字や画像を表示したり、プリンターから書類を印刷したりする行為は「出力」と呼ばれ、私たちに情報を伝える役割を担います。つまり、入出力は私たちとコンピュータの間を取り持つ「翻訳者」のような役割を果たしていると言えるでしょう。キーボードやマウス、ディスプレイやプリンターといった機器は、この入出力を行うための装置であり、「入出力装置」と総称されます。この入出力の仕組みがあるおかげで、私たちはコンピュータに指示を与えたり、コンピュータが処理した結果を受け取ったりすることができるのです。
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WYSIWYGとは?~分かりやすく解説~

- 見たままがそのまま出力される、それがWYSIWYGWYSIWYGとは、「What You See Is What You Get」の頭文字をとった言葉で、「ウィジウィグ」と発音します。日本語では「見たままが出力される」という意味を持ちます。これはつまり、パソコンの画面上で見ている状態と、実際に印刷したりファイルに出力したりした結果が全く同じになるということを指します。WYSIWYGは、主に文書作成ソフトやWebページ作成ソフトなどで採用されている技術です。例えば、WYSIWYGに対応した文書作成ソフトで文字の大きさや色、配置などを編集した場合、画面上で見えるそのままの姿で印刷結果にも反映されます。従来のソフトウェアでは、編集した内容を反映させるためには、実際に印刷してみるか、特別なプレビューモードで確認する必要がありました。しかし、WYSIWYGの登場によって、より直感的で分かりやすい操作が可能になったと言えるでしょう。WYSIWYGは、コンピューターをより使いやすく、誰もが快適に利用できる環境を作る上で、非常に重要な役割を果たしています。今では、文書作成ソフトだけでなく、プレゼンテーションソフトや表計算ソフトなど、様々なソフトウェアで採用されています。
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コンピューターの基礎知識:I/Oとは?

- 入出力の基礎 コンピューターは、私たちが指示を与えたり、結果を受け取ったりするために、外部との情報のやり取りが欠かせません。この情報のやり取りを「入出力」、英語の「Input/Output」を略して「I/O」と呼びます。 例えば、私たちがキーボードを使って文字を入力すると、その情報はコンピューターに取り込まれます。これが「入力」です。逆に、コンピューターが処理した結果を画面に表示したり、プリンターから印刷したりする場合は、情報がコンピューターから外部に出力されます。これが「出力」です。 このように、I/Oはコンピューターと私たち人間、あるいは他の機器をつなぐ橋渡し役として、非常に重要な役割を担っています。キーボードやマウス、モニター、プリンターといった身近な機器だけでなく、インターネットを通じて情報を送受信する際にも、I/Oは欠かせない存在です。 I/Oの仕組みは、コンピューターの性能を大きく左右する要素の一つです。そのため、より高速に、より効率的に情報を入出力するための技術開発が日々進められています。