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AVCHDとは?:高画質動画を記録する規格

2000年代半ば頃、デジタルビデオカメラが広く普及し始めました。それに伴い、人々の間では、従来よりもより美しく高画質な映像を記録したいという気持ちが強くなっていきました。 ビデオテープに代わる記録メディアとして、DVDやフラッシュメモリ、ハードディスクなどが登場してきました。これらの記録メディアは大容量化が進み、従来よりも遥かに多くの情報を記録できるようになりました。 このような技術革新の波の中で、高精細な動画を記録できる新しい規格が求められるようになりました。 そこで、2006年にソニーと松下電器産業(現パナソニック)は、共同でAVCHD規格を策定しました。これは、大容量メディアに対応した、高精細な動画記録のための新しい規格です。 AVCHDの登場により、誰でも簡単に美しい映像を記録し、楽しむことができるようになりました。これは、映像文化に大きな変化をもたらしたと言えるでしょう。
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動画時代の立役者 MPEGとは?

- MPEGとその役割 MPEG(エムペグ)は、動画や音声などの巨大なデータを小さく圧縮するための技術の集まりを指します。この技術のおかげで、高画質・高音質な動画を少ない容量で保存したり、インターネットを通じて送ったりすることができるようになりました。私たちが普段何気なく見ている動画も、MPEGの技術なしには成り立ちません。 例えば、デジタルビデオカメラで撮影した動画は、MPEGの技術で圧縮することで、DVDディスクに収まるサイズまで小さくなります。また、インターネットで動画をスムーズに再生できるのも、MPEGによって動画データが圧縮され、効率的に配信されているからです。さらに、動画の内容を検索する技術にも、MPEGは深く関わっています。動画の内容を解析し、必要な情報を抽出することで、目的のシーンをすばやく見つけることができるようになっています。 このように、MPEGは現代のデジタル動画時代に欠かせない、まさに縁の下の力持ちといえるでしょう。