単位

記憶装置

ペタバイト:巨大データ時代の到来

- ペタバイトってどれくらい大きい? 「ペタバイト」って言葉を聞いたことはありますか? パソコンやスマートフォンを使う私たちにとって、データの容量を表す「バイト」という言葉は身近なものですよね。 写真や動画、アプリなど、扱うデータが大きくなるにつれて、「キロバイト(KB)」、「メガバイト(MB)」、「ギガバイト(GB)」、「テラバイト(TB)」といった単位を目にする機会も増えたのではないでしょうか。 ペタバイトは、これらの単位よりも、さらに大きなデータ量を表す単位です。 1ペタバイトは、なんと1,000テラバイト、つまり1,000,000ギガバイトに相当します。 これは、ブルーレイディスク約110万枚分、DVDなら約220万枚分に匹敵する膨大な情報量です。 例えば、私たちが毎日見ているYouTubeの動画は、1時間で世界中で500時間分以上もアップロードされていますが、この膨大な量の動画データを1年間保存しようとすると、数百ペタバイトもの容量が必要になると言われています。 ペタバイトは、ビッグデータや人工知能といった、最新技術の分野で特に重要な役割を果たしています。 例えば、自動運転の研究開発には、膨大な走行データの解析が不可欠ですが、そのデータ量はペタバイト単位に達することも珍しくありません。 ペタバイトという単位を理解することは、これからの情報化社会を生きていく上で、ますます重要になってくるでしょう。
記憶装置

キロバイト:デジタル世界の情報量の単位

- キロバイトってなに?キロバイトは、コンピューターの世界で使われる情報量の単位です。普段私たちが「キロ」と聞いて思い浮かべるのは、「キロメートル」や「キログラム」のように、1000倍を表す言葉ですよね。キロバイトも、基本的には1000バイトを意味します。しかし、コンピューターの世界では、キロバイトは1000バイトではなく、1024バイトとして扱われることがあります。これは、コンピューターが情報を処理する際に、2進数という0と1の組み合わせで計算を行うことに由来します。2の10乗が1024になるため、コンピューターの世界では1024という数字がキリのいい数字として扱われるのです。少しややこしいですが、キロバイトは文脈によって1000バイトと1024バイトの両方の意味で使われることを覚えておきましょう。ちなみに、1バイトは8ビットで、アルファベット1文字や数字1文字を表すことができます。つまりキロバイトは、アルファベットで数百文字程度の情報量を表すことができる単位ということになります。