常駐プログラム

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知らないと損する? 常駐プログラムの基礎知識

- 常駐プログラムとはパソコンを立ち上げると、画面には様々なアイコンが表示され、インターネットに接続したり、文書を作成したり、といった操作をスムーズに行うことができます。このような快適なパソコン操作を陰で支えているのが「常駐プログラム」です。常駐プログラムとは、パソコンの電源が入っている間、常にメモリの一定領域に読み込まれ、動作を続けるプログラムのことです。 例えば、キーボードの入力やマウスのクリックといった動作を処理したり、インターネット接続を維持したり、といった役割を担っています。これらのプログラムは、私たちが意識していなくても、常に裏側で働き続けることで、パソコンの安定動作や便利な機能の実現に貢献しています。常駐プログラムは、パソコンの起動時に自動的に起動するように設定されているものが多くあります。そのため、パソコンの動作が遅いと感じる場合は、不要な常駐プログラムを停止することで改善することがあります。ただし、常駐プログラムの中には、セキュリティソフトやシステム関連など、パソコンの動作に不可欠なものも含まれているため、安易に停止せずに、どのようなプログラムなのかを確認することが重要です。常駐プログラムは、パソコンを快適に利用するために欠かせない存在である一方、その特性上、メモリやCPUといったリソースを常に消費し続けるという側面も持ち合わせています。そのため、常駐プログラムを適切に管理することで、パソコンのパフォーマンスを最大限に引き出すことが可能となります。
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縁の下の力持ち!TSRプログラムとその役割

- TSRプログラムとはTSRプログラムとは、「Terminate and Stay Resident」の略称で、日本語では「常駐プログラム」と呼ばれます。 一般的なプログラムは、私たちが何か作業を指示し、その作業が完了すると、コンピュータのメモリ上から消去されます。例えば、文章を作成するソフトを起動し、文章を書き終えてソフトを閉じると、そのソフトはメモリ上から消えてしまいます。 しかし、TSRプログラムは、作業を終えてもメモリ上に残り続けます。これは、まるでコンピュータの中で待機しているかのようで、私たちが再びそのプログラムを必要としたときに、すぐに活動を開始できるようにするためです。 例えば、キーボードの入力状況を監視し、特定のキーが押された時に特定の動作をするプログラムを考えてみましょう。このようなプログラムは、常にキーボードの入力状況をチェックしている必要があります。もし、プログラムがメモリ上に残っていない場合、特定のキーが押されたことを認識することができません。 このように、TSRプログラムは、常に動作している必要のある機能や、すぐに反応する必要のある機能を実現するために利用されます。