引数

プログラミング

プログラムの動作を左右する「引数」

- 引数の基礎 プログラムを作る際には、効率的に作業を進めるために、決まった動作をする命令の塊を作ることがあります。この命令の塊は「関数」や「メソッド」と呼ばれ、例えば画面に文字を表示したり、計算を行ったりするなど、様々な処理を行うことができます。 この関数やメソッドに、「どんな処理をするか」を具体的に指示するために渡す情報のことを「引数」と言います。 例えば、「画面に文字を表示する」という関数があるとします。この関数は、「どんな文字を表示するか」を引数として受け取ることで、初めて具体的な動作を決定することができます。 もし「こんにちは」と表示したい場合は、「こんにちは」という文字列を引数として関数に渡します。すると、関数は受け取った「こんにちは」という引数に基づいて画面に文字を表示します。 このように、引数は関数やメソッドに対して具体的な指示を与える役割を担っており、プログラムを思い通りに動かすために非常に重要な要素です。
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プログラムを動かす指示!パラメータって何?

私たちが普段使っているパソコンやスマートフォンには、様々な機能を持ったたくさんのプログラムが入っています。これらのプログラムは、私たちが指示を出せばその通りに動いてくれますが、実は裏側ではコンピュータにしか理解できない特別な言葉で書かれています。 では、どのようにしてコンピュータにわかるように指示を出しているのでしょうか? そのために必要なのが「パラメータ」です。パラメータとは、プログラムに対して具体的な指示を与えるための情報のことです。例えば、表計算ソフトで特定のセルの値を計算したい場合、「どのセルを使うか」「どんな計算をするか」をプログラムに伝える必要があります。この場合、「どのセルを使うか」「どんな計算をするか」がパラメータになります。 パラメータは、プログラムによって様々です。簡単なものでは、ファイルを開く際に指定する「ファイル名」もパラメータの一つです。このように、プログラムはパラメータを受け取ることで、私たちが意図した通りの動作をしてくれるのです。