機種依存文字にご用心!
皆さんは、電子メールや文書を作成している時に、見慣れない記号や文字に出くわした経験はありませんか?それは、もしかすると「機種依存文字」が原因かもしれません。
機種依存文字とは、特定の種類のコンピューターやソフトウェアでしか、正しく表示されない文字のことです。例えば、丸で囲まれた数字や括弧で囲まれた数字、度を表す記号などが、機種依存文字の代表的な例です。
機種依存文字を含む文書を、異なる環境のパソコンで開くと、文字化けと呼ばれる現象が起きてしまいます。文字化けとは、本来表示されるべき文字が、全く別の文字に変換されて表示されてしまったり、空白になってしまったりする現象のことです。
例えば、Windowsで作成した文書に含まれる丸付き数字は、Macで開くと正しく表示されないことがあります。これは、WindowsとMacでは、文字を表示するために使用している文字コード体系が異なるためです。
機種依存文字の使用は、思わぬトラブルに繋がる可能性があります。そのため、電子メールや文書を作成する際は、機種依存文字の使用を控え、誰にとっても見やすい表現を心掛けることが大切です。