画像表示の要! VRAMを解説
- VRAMとは?
VRAMは、ビデオRAMあるいはグラフィックスメモリとも呼ばれ、コンピューターに搭載された画面に映し出す画像の情報を一時的に保存しておくためのメモリです。
例えるならば、画家がパレットの絵の具をすぐに使えるように配置しておくように、VRAMは画像を表示するために必要な色、形、模様などの情報をすぐに取り出せるように準備しています。
VRAMの処理速度が速ければ速いほど、複雑な画像や動画を滑らかに表示することができます。ゲームや動画編集など、画像処理に負荷がかかる作業を行う場合は、VRAMの容量が多い方が有利です。
VRAMは、コンピューターに内蔵されているメインメモリとは別の場所に設置されており、GPU(グラフィックス処理装置)が直接アクセスすることができます。そのため、メインメモリを介さずに画像処理を行うことができ、高速な描画処理を実現できます。
VRAMの容量や速度は、パソコンの性能に大きく影響します。そのため、パソコンを購入する際には、VRAMの仕様も重要な要素となります。