自作PC

その他

フルタワーの魅力に迫る

- フルタワーとはパソコン本体には、大きく分けてノート型とデスクトップ型があります。ノート型が持ち運びを重視したコンパクトな形状であるのに対し、デスクトップ型は据え置きで使用する、より性能を重視したタイプになります。デスクトップ型の中でも、本体が縦に長い形状のものをタワー型パソコンと呼びますが、フルタワーとは、このタワー型パソコンの中で最もサイズが大きいものを指します。フルタワーはその名の通り、タワーのように縦に長く、他のタワー型パソコンであるミドルタワーやミニタワーと比べて、圧倒的な存在感を放ちます。その分、内部には広いスペースが確保されており、高性能なパーツを多数搭載することができます。フルタワーの最大の特徴は、拡張性の高さにあります。拡張性が高いということは、パソコンのパーツを後から追加したり、交換したりすることが容易であることを意味します。そのため、将来的なバージョンアップやカスタマイズにも柔軟に対応できます。例えば、高性能なグラフィックボードを搭載してゲームをより快適に楽しんだり、大容量のハードディスクを搭載して大量のデータ保存したりすることが可能です。このように、フルタワーは、性能や拡張性を重視する方に最適な選択肢と言えます。自作パソコンの愛好家や、動画編集などの負荷の高い作業を行うプロフェッショナルなどから、広く支持されています。
ソフトウェア

DSP版Windowsのススメ

- DSP版とはDSP版とは、パソコンのパーツと同時に購入するWindowsのことです。自作パソコンを作る際に、マザーボードやCPUなどと一緒に購入することが一般的です。DSP版の「DSP」は、「Delivery Service Partner」の略で、マイクロソフトと契約した販売店を通じて販売されることを意味します。DSP版最大の特徴は、通常版に比べて価格が安い点です。これは、自作パソコンのパーツとセットで購入することを前提に、ライセンス料が割り引かれているためです。そのため、これから新しくパソコンを自作しようと考えている方にとっては、Windowsをお得に導入できる魅力的な選択肢となります。気になるDSP版の内容ですが、機能や性能は通常版と全く同じです。OSのバージョンも同じで、利用できる機能に違いはありません。そのため、通常版と比べて機能が制限されるといった心配は不要です。ただし、DSP版にはいくつか注意点があります。まず、DSP版は原則として、購入したパソコンパーツに紐づけられます。そのため、他のパソコンにインストールしたり、パーツを交換した場合には、再度ライセンス認証が必要となる場合があります。また、販売店によっては、サポート内容が通常版と異なる場合もあるので、購入前に確認しておきましょう。価格の安さと通常版と変わらない機能を両立したDSP版は、自作パソコンユーザーにとって魅力的な選択肢と言えるでしょう。
その他

小型PCの心臓部!SFX電源とは?

- SFX電源の概要SFX電源とは、小型デスクトップパソコン向けに規格化された電源ユニットです。従来のATX電源と比べて、そのサイズが非常に小さく設計されている点が特徴です。従来のパソコンでは、ATX電源と呼ばれる比較的大きな電源ユニットが使用されていました。しかし、近年人気が高まっている小型デスクトップパソコンでは、ATX電源では大きすぎて搭載できないケースも出てきました。そこで、限られたスペースにも収まるよう小型化された電源ユニットとして、SFX電源が登場しました。このSFX電源の登場により、小型でありながら高性能なパソコンを構築することが可能になりました。従来のATX電源と比較して供給できる電力は少ない場合もありますが、省電力化が進んだ最新のCPUやグラフィックボードであれば、SFX電源でも十分に動作させることが可能です。SFX電源は、小型デスクトップパソコンの普及とともに、その需要をますます高めています。今後も、省スペース性と高性能を両立させたパソコンの需要に応えるべく、SFX電源は進化を続けていくでしょう。