IT業界を支える「ベンダー」とは?
- 「ベンダー」の意味
「ベンダー」とは、企業に対して製品を販売する会社や販売代理店のことを指します。 私たちの身の回りにある様々な製品は、それを作る会社と、それを売る会社が異なる場合が少なくありません。その「売る会社」、つまり販売を専門に行う会社を「ベンダー」と呼ぶのです。
特に、コンピューターシステムやソフトウェアを開発・販売する企業を指す場合が多く、IT業界では欠かせない存在です。
似た言葉に「メーカー」がありますが、両者は明確に異なります。「メーカー」は製品の設計や製造を主な業務とするのに対し、「ベンダー」は自社で製造を行わず、仕入れた製品を顧客に販売することを主な業務とします。
また、「ベンダー」は「ベンダ」と表記されることもあります。どちらも同じ意味で使われますので、どちらの表記を見かけても混乱しないようにしましょう。