プログラムの動作を左右する「引数」
- 引数の基礎
プログラムを作る際には、効率的に作業を進めるために、決まった動作をする命令の塊を作ることがあります。この命令の塊は「関数」や「メソッド」と呼ばれ、例えば画面に文字を表示したり、計算を行ったりするなど、様々な処理を行うことができます。
この関数やメソッドに、「どんな処理をするか」を具体的に指示するために渡す情報のことを「引数」と言います。
例えば、「画面に文字を表示する」という関数があるとします。この関数は、「どんな文字を表示するか」を引数として受け取ることで、初めて具体的な動作を決定することができます。
もし「こんにちは」と表示したい場合は、「こんにちは」という文字列を引数として関数に渡します。すると、関数は受け取った「こんにちは」という引数に基づいて画面に文字を表示します。
このように、引数は関数やメソッドに対して具体的な指示を与える役割を担っており、プログラムを思い通りに動かすために非常に重要な要素です。