CGI

WEBサービス

ウェブサイトを動かす技術: CGIとは?

インターネット上の様々な情報を閲覧できる仕組み、ウェブサイト。このウェブサイトは、HTMLと呼ばれる言語で書かれた文書を表示することで成り立っています。しかしHTMLだけでは、あらかじめ用意された情報しか表示することができません。ユーザーの行動に合わせて変化する、動きのあるウェブサイトを実現するために活躍するのがCGIです。 CGIは、ウェブサーバーとプログラムを繋ぐ役割を担っています。ユーザーがウェブサイト上で何らかの動作を行うと、その情報がウェブサーバーに送信されます。すると、ウェブサーバーはCGIの仕組みを使って、受け取った情報を処理するためのプログラムを起動します。そして、プログラムが処理を終えた結果を、再びCGIを通してウェブサーバーに返します。最後に、ウェブサーバーはこの結果を基にHTMLを作成し、ユーザーの画面に表示します。 例えば、検索エンジンでキーワードを入力して検索ボタンを押すとします。この時、入力されたキーワードはウェブサーバーに送信され、CGIによって検索プログラムが起動します。プログラムは膨大なデータの中からキーワードに合致する情報を探し出し、その結果をウェブサーバーに返します。そして、ウェブサーバーは受け取った結果に基づいて検索結果ページを作成し、ユーザーの画面に表示します。このように、CGIはユーザーの入力に応じて動的に情報を処理し、ウェブサイトに動きを与える重要な役割を担っているのです。
プログラミング

テキスト処理に優れたスクリプト言語「Perl」

- PerlとはPerlは、1987年にアメリカのラリー・ウォール氏によって開発されたプログラミング言語です。開発の目的は、大量のテキストデータの処理を効率的に行いたいというものでした。 Perlは、実用性を重視して設計されており、様々な記号や省略表現を用いることで、少ない記述量で複雑な処理を実現できます。このため、Perlは「実用主義」の言語と呼ばれることもあります。 特に、テキストデータの抽出や変換、レポート作成といった作業を得意としており、システム管理やWebアプリケーション開発、データ分析など、幅広い分野で利用されています。 Perlは、C言語やシェルスクリプトなど、様々な言語の特徴を取り入れた柔軟な言語です。そのため、プログラミング初心者には少し難しいと感じるかもしれませんが、習得すれば非常に強力なツールとして活用することができます。