データ活用を支える基盤技術:DB
昨今では、あらゆる場所で膨大な量のデータが発生しており、この膨大なデータを「大量データ」と呼んでいます。大量データは、そのままでは価値を生み出せませんが、整理し、分析することによって、新たな知見やビジネスチャンスをもたらす可能性を秘めています。
大量データを整理し、保管し、必要な時に素早く取り出すことのできる技術が「データベース」、略して「DB」です。DBは、現代社会において、様々なシステムの土台として欠かせないものとなっています。
例えば、顧客情報や商品情報を管理する企業の基幹システムでは、顧客一人ひとりの購入履歴や嗜好を分析するために、DBが使われています。また、銀行の預金残高を管理するシステムでは、正確かつ安全にお金の出し入れを行うために、DBは不可欠です。
その他にも、図書館の蔵書を検索するシステムや、病院で患者の診療記録を管理する電子カルテシステムなど、私たちの生活を支える様々なシステムでDBが活用されています。このようにDBは、現代社会において、なくてはならない技術の一つと言えるでしょう。