HTTPS

セキュリティ

インターネットの安全を守るSSLとは?

インターネット上で安全に情報をやり取りたいと考えた時、「SSL」という言葉を耳にすることがあるでしょう。これは、「Secure Sockets Layer」の略称で、インターネット上でやり取りされるデータを守るための技術です。 SSLが登場する以前は、インターネット上でやり取りされる情報は暗号化されていませんでした。そのため、住所や氏名、クレジットカード番号などの重要な情報が悪意のある第三者に盗み見られる危険性が常につきまとっていました。 しかし、SSLが登場したことで状況は大きく変わりました。SSLは、データ通信を暗号化し、第三者による盗聴や改ざんを防ぐ役割を果たします。例えば、オンラインショップで買い物をするとき、入力したクレジットカード番号はSSLによって暗号化されてから送信されます。そのため、万が一、情報が途中で盗み見られたとしても、解読されることなく安全に情報をやり取りできます。 このように、SSLはインターネットを安全に利用するために欠かせない技術と言えるでしょう。
セキュリティ

ウェブサイトの安全を守るHTTPSとは?

インターネットは今や私たちの生活に欠かせないものとなり、様々な情報をやり取りする上で無くてはならない存在です。しかし、その利便性の裏側では、常に情報漏洩の危険と隣り合わせでもあります。インターネット上でやり取りされる情報は、電線や電波を通して世界中を駆け巡りますが、その過程で悪意のある第三者に盗み見られる可能性も潜んでいるのです。 そこで重要となるのが、インターネット上の通信を保護する仕組みです。その仕組みの一つとして、「HTTPS」が挙げられます。HTTPSは、ウェブサイトと利用者の間で送受信される情報を暗号化することで、第三者による盗聴や改ざんから守る役割を担います。 例えば、オンラインショッピングで商品を購入する場面を想像してみてください。クレジットカード番号や住所などの重要な個人情報を入力しますが、もしそのサイトがHTTPSに対応していなければ、入力した情報は暗号化されずに送信されてしまいます。その結果、悪意のある第三者に情報が盗み見られ、クレジットカードの不正利用などの被害に遭ってしまうかもしれません。 しかし、HTTPSに対応したサイトであれば、入力した情報は暗号化されて送信されるため、万が一第三者に情報が盗み見られたとしても、解読は非常に困難になります。つまり、HTTPSはインターネット上で安全に情報をやり取りするために、必要不可欠なセキュリティ対策と言えるでしょう。
ネットワーク

通信を円滑にする: 通信規約のススメ

- 通信規約とは異なる機器同士がデータを正しくやり取りするためには、共通のルールが必要です。ちょうど、人間が会話をする際に日本語や英語などの言語を用いるように、コンピューターの世界でもデータの送受信方法を定めた約束事が必要になります。この約束事を「通信規約」と呼びます。通信規約は、データの形式、送受信の手順、エラー処理の方法など、様々な項目を細かく定めています。例えば、データを送る順番一つとっても、送信側から順番に送るのか、受信側から要求があったものだけを送るのか、といったように様々な方法が考えられます。このような細かな取り決めをしておくことで、異なるメーカーが開発した機器同士でも、問題なくデータを送受信することができるのです。インターネットで広く使われている「HTTP」や「TCP」も、こうした通信規約の一種です。HTTPは、Webページの閲覧などに使われる通信規約で、データの形式や送受信の手順などを定めています。TCPは、データの信頼性を確保するための通信規約で、データが正しく送受信されたかどうかを確認する機能などを備えています。このように、通信規約は、現代のコンピューターネットワークにおいて欠かせない要素となっています。様々な機器がネットワークで接続され、膨大な量のデータがやり取りされる現代において、通信規約は、円滑な情報伝達を陰ながら支える重要な役割を担っていると言えるでしょう。