ビジネスフォンの中核! 回線切替機とは?
- 回線切替機その役割回線切替機は、会社や組織に設置され、複数の電話回線を効率的に管理するためのシステムです。 英語では「Private Branch Exchange (PBX)」と呼ばれ、まるで会社の電話番のような役割を担います。企業では、多くの従業員がそれぞれ電話を使用しますが、個々に外線と接続するための電話回線を用意するとコストがかさんでしまいます。そこで活躍するのが回線切替機です。回線切替機は、限られた数の外線電話回線を共有し、従業員が必要な時に外線と接続できるようにすることで、コスト削減に貢献します。回線切替機は、外線だけでなく、内線電話の管理も行います。従業員は内線番号を使って他の従業員と無料で通話することができ、業務連絡や情報共有がスムーズに行えます。外線発信時も、回線切替機を経由することで、会社全体の通話記録が残るため、セキュリティ面でも安心です。近年では、従来の電話回線だけでなく、インターネット回線を利用したIP電話に対応した回線切替機も普及しています。 音声通話だけでなく、テレビ会議やインスタントメッセージなど、様々なコミュニケーション手段を統合管理できるようになり、企業の業務効率化に大きく貢献しています。