LAN

ネットワーク

都市を繋ぐネットワークMANとは?

- 都市域ネットワーク(MAN)の概要都市域ネットワーク(MAN)は、その名の通り都市全体をカバーする広域なコンピューターネットワークのことです。英語では "Metropolitan Area Network" と言い、略してMANと表記されます。MANは、大学構内など比較的狭い範囲をカバーするLAN(構内ネットワーク)よりも広い範囲をカバーします。 一方で、国や大陸間を繋ぐWAN(広域ネットワーク)よりは狭い範囲をカバーするのが特徴です。具体的な例としては、一つの都市内にある複数の企業や支社間を接続する場合や、市役所や図書館などの公共施設を接続する場合などに利用されます。 また、近年では、高速インターネット接続サービスを提供する際に、サービス提供エリア内をMANで構築するケースも増えています。MANを構築するメリットとしては、広範囲にわたって高速なデータ通信が可能になることが挙げられます。また、LANと比較して多くのユーザーやデバイスを収容できるため、大規模なネットワーク構築に適しています。MANは、光ファイバーなどの高速な通信回線を用いて構築されることが多く、大容量データの送受信にも対応可能です。そのため、動画配信やオンラインゲームなど、リアルタイム性が求められるサービスにも適しています。
ネットワーク

快適なネットワーク生活!NASで実現する新しいデータ活用

- NASとは?NASは「Network Attached Storage」の略称で、ネットワークに直接接続して使用する記憶装置のことです。従来のパソコンに直接接続する外付けハードディスクとは異なり、ネットワークを通じてデータのやり取りを行います。パソコンに直接接続するのではなくネットワークに接続することで、複数の機器から同時にデータにアクセスすることが可能になります。そのため、自宅やオフィスなど、複数の場所からデータを共有したい場合に非常に便利です。例えば、家族写真や動画をNASに保存しておけば、家族それぞれのスマホやパソコンからいつでも閲覧・編集できます。また、オフィスであれば、NASに顧客データや資料を保存しておけば、部署や担当者間での情報共有がスムーズに行えます。さらに、NASはデータのバックアップ先としても活用できます。パソコンやスマホのデータをNASに自動的にバックアップするように設定しておけば、万が一の機器故障時にも大切なデータを失わずに済みます。このように、NASはデータの共有、保管、バックアップを効率的に行うための非常に便利なツールと言えるでしょう。