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動画

ミニDV:懐かしの小型ビデオテープ規格

- ミニDVとは?1990年代後半から2000年代にかけて、家庭用ビデオカメラの記録媒体として爆発的に普及したのがミニDVです。従来のVHSテープに代わり、デジタル化された高画質の映像を記録できる点が画期的でした。従来のDV規格を小型化したものがミニDVで、その名の通り手のひらに収まるほどのコンパクトなサイズが特徴です。この小型化によって、ビデオカメラ本体も従来より大幅に小さく、軽量化することが可能になりました。ミニDVの登場は、ビデオカメラをより身近なものに変え、多くの人々が気軽に高画質な動画撮影を楽しむことができるようになったと言えるでしょう。結婚式や運動会などのイベントはもちろん、子どもの成長記録や旅行の思い出など、様々なシーンで活用されました。手軽に撮影できる一方で、テープを交換すれば何度でも録画できる点も魅力でした。しかし、2000年代後半に入ると、記録媒体の主流はテープからメモリカードやハードディスクへと移り変わっていきます。さらに、スマートフォンの高性能化に伴い、ビデオカメラに代わってスマートフォンで動画撮影を行う人が増加したことも重なり、ミニDVは次第に姿を消していきました。それでも、ミニDVは、家庭用ビデオカメラのデジタル化を牽引し、高画質映像を一般に普及させた立役者として、ビデオの歴史に名を刻んでいます。
記憶装置

今さら聞けない?ミニSDカードとは

- ミニSDカードの基礎知識ミニSDカードは、正式名称を「miniSDメモリーカード」といい、デジタルカメラや携帯電話など、様々な電子機器で利用されていた小型の記録メディアです。SDカードをそのまま小さくしたような形状で、SDカードと比べるとサイズは半分ほどしかありません。ミニSDカードが登場した当時は、携帯電話やデジタルカメラの高機能化が進み、より多くのデータを保存できる記録メディアが求められていました。従来のSDカードよりも小型であるミニSDカードは、これらの小型化が進む電子機器への搭載に最適でした。手軽に持ち運べるサイズでありながら、当時としては大きなデータを保存することができたため、瞬く間に普及していきました。ミニSDカードは、容量によっていくつかの種類があります。例えば、128MB、256MB、512MB、1GBなどがあり、用途に合わせて適切な容量のものを選ぶことができました。しかし、現在ではさらに小型で容量の大きいmicroSDカードが登場し、主流となっています。そのため、ミニSDカードは現在ではあまり見かけなくなりましたが、一時は様々な電子機器を支えた記録メディアとして、その名を残しています。
WEBサービス

人と人をつなぐミクシィ:日本のSNSの原点

- ミクシィとはミクシィは、2004年に日本で誕生したソーシャルネットワーキングサービス(SNS)です。インターネット上で人と人との繋がりを作るサービスとして、当時画期的であったミクシィは、瞬く間に利用者を増やし、日本のSNSの草分け的存在となりました。ミクシィ最大の特徴は、日記機能です。利用者は自身の日常を日記に綴ったり、他の利用者の日記にコメントを残したりすることで、ゆるやかに繋がることができます。また、メッセージ機能を利用した個人間のやり取りも活発に行われており、遠く離れた友人との交流や、新たな出会いを生み出す場としても楽しまれています。さらに、ミクシィには、共通の趣味や関心を持つ人々が集うコミュニティが数多く存在します。特定のアーティストやアニメ、ゲームなどのファンが集い、情報交換や交流を楽しむ場として機能しており、同じ趣味を持つ仲間を見つけるのに役立ちます。近年では、FacebookやTwitterなどの台頭により、利用者数は減少傾向にありますが、長年の歴史の中で築き上げられたコミュニティや、日記機能を中心とした交流は、他のSNSにはない魅力として、根強い人気を誇っています。