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記憶装置

驚異の耐久性!光磁気ディスクとは?

光磁気ディスクは、光と磁気の両方の性質を巧みに利用して情報を記録・再生する技術です。CDやDVDなどの光ディスクとは異なり、磁気を利用しているため、記録したデータを長期にわたって安定して保存できるというメリットがあります。 まず、情報の書き込みについて説明します。光磁気ディスクには、磁性体が塗布された記録層が存在します。この記録層に情報を書き込むには、まずレーザー光を照射して、記録したい場所の温度を上げます。この時、記録層はキュリー温度と呼ばれる特定の温度を超えると、外部磁場の影響を受けやすくなる性質があります。この性質を利用して、加熱された記録層に磁場をかけることで、磁化の方向を変化させ、情報を記録します。 次に、情報の読み出しについて説明します。読み出しの際には、書き込み時よりも弱いレーザー光を記録層に照射します。すると、記録層に書き込まれた磁化の方向によって、反射光の偏光面が変化します。この偏光面の変化を検出することで、記録されている情報を読み取ることができます。このように、光磁気ディスクは光と磁気の特性を組み合わせることで、高密度で大容量の情報記録を可能にしています。