PS

その他

時代を築いたゲーム機:プレイステーション

1994年、ゲーム業界に革命を起こす画期的な出来事が起こりました。ソニー・コンピュータエンタテインメントから、全く新しいコンセプトを持つ家庭用ゲーム機「プレイステーション」が発売されたのです。愛称は「プレステ」。当時、スーパーファミコンを筆頭に、ゲームソフトをカートリッジに記録する方式が主流でしたが、プレステは大胆にも音楽CDと同じ仕組みのCD-ROMを採用しました。この革新的な試みによって、従来のカートリッジ型ゲーム機では不可能だった大容量のゲームソフト開発が可能となりました。その結果、ゲーム開発者はより美しいグラフィックや複雑なストーリー、臨場感あふれる音楽をゲームに取り入れることができるようになり、プレイヤーはかつてないほど深く、美しいゲーム体験に熱中することになったのです。プレステの登場は、ゲーム業界の勢力図を塗り替えるとともに、家庭用ゲーム機の未来を大きく変えました。そして、その後も進化を続け、世界中のゲームファンに愛される存在へと成長していくことになります。
ソフトウェア

印刷の常識を変えるPSとは?

「PS」とは、「PostScript(ポストスクリプト)」を短くした呼び方で、コンピューターの世界で「ページ記述言語」と呼ばれるものの一つです。ページ記述言語とは、文章や図、写真などをどのように印刷するかをコンピューターに指示するための特別な言葉のようなものです。 例えば、皆さんが普段使っている日本語や英語は、相手に気持ちを伝えるための言葉ですが、PSは、プリンターに対して「この文字はこの大きさで、この色で、この場所に印刷してね」といった指示を出すための言葉なのです。 PSを使うと、文字の大きさや色だけでなく、図形や写真の配置場所、大きさ、色なども細かく指定できます。そのため、印刷物を作成するプロの現場で広く使われてきました。特に、チラシやポスター、雑誌など、デザイン性を重視する印刷物を作る際に力を発揮します。 このようにPSは、コンピューターの中の情報を、美しく正確な印刷物として形にするために欠かせない技術なのです。