Shift_JIS

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ウェブサイト構築の基礎知識:シフトJISコードとは?

私たちが日常的に使用する日本語は、コンピューターにとっては理解できない言葉です。コンピューターが日本語を理解し、画面に表示したり、ファイルに保存したりするためには、日本語をコンピューターが理解できる数字に変換する必要があります。この変換に用いられるのが「文字コード」と呼ばれるもので、シフトJISコードは、その中でも日本で長年広く使われてきたものの1つです。 シフトJISコードは、1980年代に開発され、パソコンの普及とともに広く使われるようになりました。インターネットが普及する以前は、日本語を使うコンピューターの多くがこのシフトJISコードを採用していました。このため、当時のウェブサイトや文書ファイルの多くは、このシフトJISコードを使って作成されていました。 しかし、インターネットの普及とともに、世界中で様々な言語を扱う必要性が高まりました。シフトJISコードは日本語に特化した文字コードであるため、他の言語と同時に扱うことができません。そこで、世界中の様々な言語を1つの文字コードで扱えるように開発されたのがUnicode(ユニコード)です。Unicodeの登場により、近年では、シフトJISコードに代わってUnicodeが使われることが多くなっています。
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コンピュータと文字:漢字コードを理解する

- コンピュータにおける文字の扱い 私たち人間は、文字を見て理解し、文章を読んだり書いたりすることができます。しかし、コンピュータは、文字を直接理解することはできません。コンピュータが扱うことができるのは、電気信号のオンとオフ、つまり「0」と「1」の数字だけです。 では、コンピュータはどのように文字を処理しているのでしょうか? コンピュータは、文字を数字の列に変換することで処理しています。この変換の仕方を定めたものが「文字コード」と呼ばれるものです。 文字コードでは、それぞれの文字に特定の数字が割り当てられています。例えば、「A」という文字には「65」、「B」には「66」といったように、全ての文字が数字に対応付けられています。 コンピュータは、この数字の列として文字情報を記憶し、処理しています。そして、画面に文字を表示する際には、再び文字コードを参照して、対応する文字を表示しています。 つまり、私たちが普段何気なく見ているコンピュータ上の文字は、裏側では全て数字として処理されているのです。