コンピューターにおける「文字列」とは?
- 文字列の基本
文字列は、コンピューターの世界で文章や単語を表現するために欠かせない要素です。私たちが普段使っている日本語や英語の文章は、すべてコンピューター内部では文字列として処理されています。
例えば、「こんにちは」や「apple」といった言葉は、それぞれが文字の並びとして認識され、文字列として扱われます。
コンピューターは、文字列を扱うために、それぞれの文字に数字を割り当てています。この数字の割り当ては、文字コードと呼ばれ、様々な種類が存在します。代表的なものとしては、アルファベットや数字、記号などを表現するASCIIコードや、日本語を含む様々な言語を表現できるUnicodeなどがあります。
コンピューターは、文字列を扱う際に、これらの文字コードを使って文字を数字に変換し、処理を行います。そして、画面に表示する際には、再び数字から文字に変換することで、私たちが理解できる形に表示しています。
このように、普段意識することはありませんが、私たちがコンピューター上で文章を入力したり、表示したりする裏側では、文字列と文字コードが重要な役割を担っています。