UTF-8

プログラミング

ダブルバイト文字を理解する

- 文字の大きさコンピュータの世界では、文字は数字の列で表されます。 この数字の列一つ一つを「ビット」と呼び、8個のビットが集まって「バイト」を形成します。 このバイトこそが、文字の大きさを示す単位となるのです。英数字や記号など、比較的単純な文字は1バイトで表現できます。 これらの文字は種類も少なく、 8ビット、つまり2の8乗である256通りで十分に表現可能です。 しかし、日本語で使われる漢字は数千種類にも及びます。 これらの文字を表現するには、1バイトの256通りでは到底足りません。そこで登場するのが2バイト文字、つまりダブルバイト文字です。 2バイトは16ビットなので、2の16乗である65,536通りものパターンを表現できます。 日本語の漢字のように複雑な文字でも、この2バイトを用いることで表現できるようになるのです。このように、コンピュータ上で文字を表示するには、その文字の複雑さに応じたバイト数が必要となります。 1バイトで表現できる文字を「半角文字」、2バイトで表現できる文字を「全角文字」と呼ぶこともあります。
プログラミング

多バイト文字を理解する

- 文字コードの基礎 コンピュータは、人間のように文字を直接理解することはできません。 コンピュータが扱うことのできる情報は、電気が流れているか流れていないか、つまり「0」と「1」の数字だけです。そこで、私たちが普段使用している文字をコンピュータで処理できるようにするためには、文字を「0」と「1」の組み合わせで表す必要があります。 この「0」と「1」の組み合わせと、それぞれの文字との対応関係を定めた規則を、文字コードと呼びます。文字コードには様々な種類がありますが、代表的なものとしてASCIIコードがあります。 例えば、アルファベットの「A」という文字は、ASCIIコードでは「01000001」という「0」と「1」の並び、すなわち10進数で「65」という数字に対応付けられています。このように、文字コードを用いることで、コンピュータは文字を数字として認識し、処理することができるようになります。 文字コードは、私たちがコンピュータで文字を扱う上で、なくてはならないものです。異なる文字コード間でデータのやり取りを行う際には、文字化けなどの問題が発生することがあります。そのため、文字コードの仕組みについて理解しておくことは、コンピュータを正しく利用する上で重要です。
プログラミング

文字コード:コンピュータと文字の橋渡し

私たち人間は、様々な文字を使って文章を読み書きし、コミュニケーションを取っています。しかし、コンピュータは、私たちが普段使っている文字を直接理解することはできません。 コンピュータが理解できるのは、電気が流れているか流れていないかを表す「0」と「1」の数字の列だけです。この数字の列は「デジタルデータ」と呼ばれ、コンピュータはこのデジタルデータを使ってあらゆる情報を処理しています。 では、私たちが普段使っている文字は、どのようにしてコンピュータで処理されているのでしょうか? その答えが「文字コード」です。文字コードは、人間が使う文字一つひとつに、コンピュータが理解できる数字を割り当てた変換表のようなものです。私たちがキーボードで文字を入力すると、入力された文字はコンピュータ内部で対応する文字コードに変換され、デジタルデータとして処理されます。そして、画面に表示する際には、再び文字コードを元に文字に変換することで、私たちは文字として認識できるのです。 例えば、「A」という文字を入力すると、コンピュータ内部では「01000001」という数字の列に変換されます。このように、文字コードは、人間とコンピュータが円滑に情報をやり取りするために欠かせない役割を担っているのです。