コンピューターの頭脳!内部記憶装置を解説
コンピューターを動かすには、情報を一時的に保存しておく場所である「記憶装置」が欠かせません。この記憶装置には、大きく分けて二つの種類があります。「内部記憶装置」と「外部記憶装置」です。「内部記憶装置」は、コンピューターの頭脳であるCPU (中央処理装置) が直接データを読み書きできる記憶装置のことを指します。処理速度が非常に速いという特徴があり、現在処理中のプログラムやデータなどを一時的に保存しておく場所として使用されます。例えば、インターネットを閲覧している時、表示されているウェブサイトのデータや、文章を作成している時の入力中のデータなどは、全て内部記憶装置に保存されています。
一方、「外部記憶装置」は、ハードディスクやSSD、USBメモリなどが該当し、データを長期的に保存しておくことを得意としています。写真や動画、音楽ファイルなどを保存しておく際に利用します。こちらはCPUが直接アクセスすることはできず、一度内部記憶装置に読み込まれてから処理されます。つまり、コンピューターは「外部記憶装置」から必要なデータを読み込み、「内部記憶装置」に展開して処理を行うという手順を踏むことで、様々な処理を実行しているのです。
このように、コンピューターは内部記憶装置と外部記憶装置を巧みに使い分けることで、効率的に情報を処理しています。