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プロポリスの生成方法は?

プロポリスはミツバチが作り出す自然由来の物で、巣の中を清潔に保ったり、入口を補強して外敵が巣に侵入しないようにしたりするなどの目的で使われています。

プロポリスはミツバチが、巣の周辺にある樹木の樹皮や樹液、樹脂などを集めそれを噛み砕き唾液と混ぜる事で作られます。
ワックス状になるため、粘着性があって巣の補強に使う事もできます。
巣の入口をプロポリスで補強する事により、入口が狭くなります。
ミツバチ自身もギリギリ通れる位のサイズですが、これにはいくつかのメリットがあります。

一つは体が大きいスズメバチなどの外敵が巣に侵入できないようにする事。
もう一つは働き蜂達が出入りする時に、体にプロポリスが付着するので、外から帰って来たときに巣の中に雑菌が入り込まないようにする事ができます。
プロポリスには高い殺菌作用と抗菌作用があるので、巣の中を衛生的に保つ目的があります。

ミツバチの巣の周囲にある樹木により、完成するプロポリスは品質が異なります。
最も品質が高いのはブラジル産だと言われています。
ブラジルにはユーカリの木が多く、ユーカリが持つ高い抗菌力と、ミツバチがプロポリスを作る時に発揮される抗菌作用が加わり、健康面での効果も高まるからです。

材料となる樹木により完成するプロポリスの質は大きく異なります。
ユーカリやアレクレンを原料とした物は高品質ですが、不純物が混ざると品質は下がってしまいます。

どのように製品化するかについては、いくつかの方法がありますが、一番多く使われるのはアルコール抽出法です。
プロポリスを食用アルコールに溶かし、時間をかけて攪拌した後にろ過する方法です。
アルコールではなく水を使って抽出する方法もありますが、プロポリスが脂性という事から水だけでは抽出しきれないため、アルコールが使われます。

ミツバチが巣の入口をプロポリスで補強するという習性を利用して、養蜂場ではあえて巣の入口を大きく広げ、プロポリスをたくさん作らせるような工夫をしています。

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