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プロポリスの特徴的な成分の類パロチンとは

プロポリスは、ミツバチがさまざまな植物の樹皮などから採取した樹脂に、自らの分泌物と花粉を混ぜてつくり出す、天然の抗菌物質です。
その中に含まれる成分の数は、微量成分を入れると300種を超えるといわれ、そのうちの一つに『類パロチン』という物質があります。
類パロチンといえば、ミツバチがつくり出すローヤルゼリーに含まれる特有成分の一つとして知られていますが、プロポリスにも含まれています。
成長ホルモンの『パロチン』に似た作用を持つために名づけられた類パロチンは、年齢に伴い減少するパロチンを補う働きをするとして期待が寄せられているのです。
この記事では、プロポリスに含まれる特徴的な成分の類パロチンについてご紹介します。

類パロチンとは?

プロポリスに含まれる類パロチンとは、人体で生成されるパロチンというホルモンに似た働きを持つ成分です。
パロチンは人体の唾液腺で生成・分泌される成長ホルモンの一つで、さらさらとした唾液に多く含まれています。
そのパロチンと同様な働きを持つ類パロチンがプロポリスに含まれているのは、その構成過程に理由があります。
そもそもプロポリスは、ミツバチがその原料となる植物の樹脂や樹液を集め、唾液や蜜ロウなど自らの分泌物と花粉を混ぜ合わせてつくられます。
プロポリスを構成する成分にミツバチが唾液を混ぜているために、パロチンに似た働きをする類パロチンが含まれると考えられているのです。

パロチンの特徴について

前述のようにパロチンは、成長ホルモンの一種であるため、年齢とともに減少していく性質があります。
若いほど盛んに分泌され、ピーク時の20代半ば頃を境に分泌量が徐々に低下していきます。
生後まもない乳児や幼い子供の口からよだれが出るのも、パロチンが盛んに分泌されている現れなのです。
また、パロチンの分泌量が低下する原因には、ストレスが関わっています。
外部からストレスを受けると、自律神経系の交感神経が優位になって身体が緊張状態になり、口の中に渇きを覚えますが、このときにパロチンの分泌量も減っているのです。
逆に、副交感神経を刺激して心身をリラックスさせるとストレスがやわらぎ、さらさらとした唾液が分泌されるようになります。
つまり、パロチンの分泌量は自律神経の働きに左右されているといえるのです。

パロチンの持つ主な働きや効能とは?

パロチンなどの成長ホルモンの主な働きは『成長に関わる作用』と『代謝に関わる作用』との2つに分けられます。
パロチンには体内組織の新陳代謝の活性化や、骨や歯などの健康を保つ作用などが備わっており、安定的に分泌されることで以下のような効能が得られます。

各組織の修復・再生による効能

パロチンには、身体のさまざまな組織の修復や再生をおこなう働きが備わっており、その作用が発揮されるのは皮膚や髪、爪などの組織も含まれます。
睡眠中に肌の新陳代謝を活発にしたり、血行をよくして肌の老廃物の排出を促したりするなどの働きにより、肌のターンオーバーがスムーズにおこなわれ、シワやシミの予防や改善に効果が期待できるのです。
また、パロチンには骨や歯の主要な構成成分であるカルシウムを骨に沈着させる作用があります。
特に女性は、加齢に伴う女性ホルモンのエストロゲンの急激な減少により、骨密度が低下して骨粗鬆症に陥りやすい傾向があります。
パロチンの骨へのカルシウム沈着の働きにより、骨の強度を保ち、骨粗鬆症の発症リスクを下げる効果も期待できます。

パロチンの分泌量が不足する影響とは?

上記のように、パロチンには体内組織の新陳代謝を促したり、骨や歯の健康を保ったりするなどの働きがあります。
特に身体の各組織の中でも、生命維持に重要な役割を担っている脳や内臓は、成長ホルモンによって優先的に修復や再生がおこなわれる部位です。
逆にいえば、生命維持に重要と判断されない肌や毛髪・爪といった組織は、修復・再生される優先度が低くなりやすい部位といえます。
パロチンなどの成長ホルモンの分泌量が低下すると、その影響が真っ先に及ぶ部位でもあるのです。
パロチンの分泌量の減少を抑えるには、パロチンに似た類パロチンを含むプロポリスの活用が有効なのです。

パロチンを多く分泌するには?

パロチンを多く分泌するには、なにより唾液の分泌量を増やす必要があります。
唾液の分泌量を増やすには、食べ物を意識的によく噛むことが重要ですが、プロポリスを活用する方法もおすすめです。
さまざまな製品がつくられているプロポリスの中でも、よりパロチンの効果を得るには、唾液の分泌を活発にするキャンディタイプが推奨されています。
キャンディタイプのプロポリスは、その独特の苦みや刺激が軽減されているため、他製品よりも摂りやすいメリットがあります。
また、口の中でゆっくり溶かしながら摂取するので、唾液の分泌量を増やす目的には適した製品といえます。
パロチンには消化・吸収を助ける働きも備わっているため、唾液の分泌量を増やすことは消化器官の負担を減らすことにもつながります。
普段の食事では、唾液の分泌を促すことを意識しつつ食べ物をよく噛むことを習慣づけ、それを補う目的でプロポリスを摂るとよいでしょう。

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