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プロポリス使用上のデメリットは?

プロポリスを使用する際に発生するデメリットとは?

豊富なフラボノイドを含むプロポリスは抗菌・殺菌作用や抗酸化作用などを備え、免疫力の向上にも効果を発揮する優れた健康食品ですが、特有の風味や刺激などが摂る際のデメリットとなる場合もあります。
また、体質によっては逆効果になり得る可能性もあるため、誰もが安全に使用できるとは限らないのもデメリットといえます。
この記事では、プロポリスを使用する際に発生するデメリットについてご紹介します。

プロポリスを使う際のデメリット① 独特の風味や刺激がある

プロポリスの最大の特徴には、含まれる有用成分による独特の風味や刺激が挙げられ、そのためにプロポリスを摂る際のデメリットになり得ると考えられます。
プロポリスの原料となる樹脂は、樹木が傷ついた際にその修復をおこなう目的で自ら分泌する殺菌成分のため、独特の刺激臭や苦みや辛みを含んでいます。
特にプロポリスの起源植物の一つであるユーカリの葉には、シネオールという精油成分が約70%含まれています。
アロマテラピーにも用いられるシネオールは強力な抗菌・殺菌作用を備え、強い刺激臭を発するのが特徴です。
このような理由からプロポリスには、同じミツバチの生産物であるハチミツのような深い甘さやコクとは別物の、起源植物の樹脂や成分に由来する匂いや特有の風味があるため、口に含むとピリピリとした刺激を覚えます。
プロポリスに限らず、健康食品やサプリメントの類いは医薬品とは異なり、効能が現れるまで一定の期間を継続して摂る必要があります。
人によってはプロポリスの独特の風味や刺激のために、ストレスなく摂取をつづけるのが難しい点がデメリットといえるのです。

飲み慣れると良品と粗悪品との違いに気づけるメリットも

強烈な刺激臭や味がデメリットともなるプロポリスを飲み慣れてくると、良品と粗悪品との違いに気づくようになります。
良質な製品には精油成分のピリッとした刺激臭の中にも、樹木の持つ奥深く心地よい香りや爽快感を感じますが、粗悪品は舌のしびれがつづいたり不快な臭いが漂ったりして後味が悪いことが分かってくるのです。
良質なプロポリスでも、プロポリスを始めて日が浅い間はかなりの飲みにくさを感じるため、苦みの原因となるヤニを少なくしたものや、香料を加えた製品も多く販売されています。
プロポリス特有の風味にどうしてもなじめない場合には、こういった製品の活用や、ヨーグルトなどの乳製品やハチミツ、柑橘系や野菜ジュースに混ぜると刺激が緩和されて摂りやすくなります。

プロポリスを使う際のデメリット② ヤニの付着の対策に手間取る

特にプロポリスの原液を使用する場合のデメリットには、ヤニの付着が挙げられます。
プロポリスは約80%が樹脂と蜜ロウで構成された脂溶性物質のため、水に溶けにくく、コップなどの容器や歯にヤニ汚れがこびりつくことが多いのです。
しかも、プロポリスの濃度が高い上質な製品ほど、有用成分である樹脂(=ヤニ)がつきやすいのが難点といえます。
プロポリスが含む樹脂がコップなどに一旦こびりつくと、簡単に落ちなくなるものの、ヤニ汚れは消毒用エタノールなどのアルコールやクレンザーで拭き取れます。
しかし、汚れを落とすためのアルコールを準備したり、ヤニにわずらわされずに済む使い捨ての紙コップなどを別に用意したりする手間がかかるのも、使用に際するデメリットといえるでしょう。

プロポリスを使う際のデメリット③ アレルギー体質の場合には使用できない

日本ではプロポリスは医薬品ではなく健康食品のため、摂取によって副作用が起こる可能性はあり得ないといえます。
しかし、卵や小麦などの食物アレルギーや、花粉症や喘息・アトピー性皮膚炎などの体質の人が摂るとプロポリスがアレルゲンとなって反応し、症状が現れる可能性があるため、誰もが安全に使用できるわけではありません。
プロポリスのアレルギー反応には、じんましんや接触性皮膚炎、腹痛や吐き気といった症状が知られています。
反応の発現には個人差があるだけでなく、突然起こる恐れもあるため、アレルギー体質の場合は使用できないのがデメリットといえます。
なお、オーストラリアやニュージーランドでは、プロポリスは蜂花粉やローヤルゼリーと並んでアレルギー表示義務のある品目に定められていますが、日本では対象の27品目に含まれていないため、自発的な情報収集が求められます。

蜂毒アレルギーには要注意

特に注意が必要なのは蜂毒アレルギーを持つ人で、2回目以降にハチ刺されに遭った場合だけでなく、初めて刺された場合でもかゆみや皮膚炎、嘔吐やむくみなどのアナフィラキシーが現れる可能性があります。
また、重症な場合には急激な血圧低下や呼吸困難、意識障害といった症状が短時間に現れるアナフィラキシーショックに至り、命に関わる恐れもあるのです。
プロポリス自体に蜂毒はないもののミツバチの生産物のため、蜂毒アレルギーを持つ人は摂取を控えることが推奨されているのも、デメリットといえるでしょう。

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